【プライベートバンカー書評】金持ちでも幸せになれない理由がわかる

どうも、しょーへいです。

 

先日プライベートバンカーという本を読みました。

金持ちの世界観を知れるので非常に面白かったです。

 

あとはお客さんのリストと信頼についても深く学べましたね。

 

 

で、この本の舞台はシンガポール。

主に富裕層とその富裕層の資産を管理するプライベートバンカーとの関わりについて描かれてます。

以下、公式サイトのあらすじを引用。

詳しくはこっちを見ていただければ。

 

大金持ちをタックスヘイブンの国に誘う「カネの傭兵」。それがプライベートバンカーだ。
野村證券のトップセールスマンからプライベートバンカーに転じた主人公が見たのは、本物の大金持ちの世界だった。
シンガポールに移住し、ただ時間が過ぎるのを待つ元大手メーカー会長、若くして300億円を手にしたIT業界の寵児、伝説の相場師、そして脱税を見逃すまいと潜伏する国税庁の美人調査官。
やがて、バンカーの周囲では、カネを巡る詐欺と殺人未遂事件まで発生する。
バンカーが実名で明かす衝撃のノンフィクション!

 

 

それでざっと感想を話していくと最初はお金持ちの老人が金はあるけど、

相続税の問題でシンガポールに5年もいないといけないというルールにやつれてる姿が印象的。

 

退屈すぎてつまらないと嘆いてるその金持ちの老人を見ると、

あーいくら金持ってても人って幸せにならねぇんだなと痛感します。

 

 

人間いくら金があっても何かしら刺激がないことには生きるのは辛いわけで、

僕もずっと何かに熱中できる人生を歩みたいなと思いますね。

 

 

ちなみにここに出てくる人名は全てノンフィクションなので、

リアリティが終始あり、臨場感を持ってずっと楽しめます。

 

このノンフィクションというのが清武さんの作品が魅力的であることの大きな要素ですね。

かつ、自分の知らない世界であるというのも大前提ですけど。

 

で、この本の中で1番僕が印象に残ってるのが信頼というキーワード。

 

 

この本には杉山という野村証券出身で、シンガポールに来た男がいて、

早速ワンマンの上司の部下になってしまったんです。

 

 

そこで杉山は上司から野村証券時代の顧客リストを渡せと命じてくるんですが、

杉山は必死に抵抗します。

 

 

なぜかというとそのお客さんのリストは杉山が野村証券時代に必死に信頼を積み重ねた大切なお客さん。

それをワンマンの上司に渡そうものなら台無しになってしまうからです。

 

 

どうしてかというとお客さんにとって担当者が急に変わるのは非常に心配なことで、

ましてやお金を預ける人だからとてもリスクを感じます。

 

 

お客さんは杉山なら安心して金を預けられると思っていて、杉山の顧客になってるんです。

得体の知れない奴に金預けようなんて思いませんよね。

 

 

つまりはリストを渡すと杉山が必死に信頼を積み重ねて来た人たちに迷惑をかけてしまうわけです。

あと客を奪われるということは当然自分の稼ぎも少なくなります。

 

 

 

これを見て僕のやってるビジネスもそうだと感じます。

僕が何度も信頼が大事だと言ってるのも、今話したことと同じです。

 

 

濃いファンを作ってリピーターを増やしていくことがビジネスで重要なのは、

僕が紹介した商品だから買うという状態にしたいからです。

 

 

この人が紹介するものなら間違いなくいい商品だわっていうお客さんが増えれば、

わざわざ売り込みのセールスは不要です。

 

軽くこの商品ハマりましたーっていうだけでも買ってくれるでしょう。

もちろん本当にいい商品を紹介しなければすぐにファンは消えますけどね。

 

 

だからちゃんとファンができてない人は、

すごく押し売りのコピーライティングで人に嫌悪感を抱かせます。

 

今買わないとあなたは一生損しますよ!とか

メルマガがただの迷惑メールになってる人が多すぎます。

 

 

そもそもコピーライティングって商品の価値を正しく伝えるためにあるもので、

読者を煽って恐怖で思考停止させるためにあるわけではありません。

 

 

と、ちょっと話ずれましたが、

何が言いたいかというと信頼が大事だということです。

 

 

そしてネットだろうがリアルだろうが、

自分のことを信頼してくれるお客さんというのは必要不可欠というのは変わらないんです。

 

 

と、そのようなことをこの本で再確認できて本当によかったです。

 

 

 

ちなみにこの清武さんという人はソニーの社内の実態をノンフィクションで暴いた奪われざるものと

 

 

山一證券の自主廃業の裏側を事細かに書いたしんがりを書いた著者で

 

 

どちらの作品も僕は読みましたが非常に面白かったです。

 

僕は学生という立場上、サラリーマンの本当の部分というものを知りません。

会社で働いた経験がないので、当然のことです。

 

 

でもこの2つの本を見ることでいわゆる大企業の中身というものは、

こんなにも酷いものなのかと思い知らされました。

 

ソニーにしろ山一にしろトップが全く社員のことを思いやらず、

私利私欲に走る姿は見てて悲しいです。

 

 

ニュースで大企業が業績悪化してリストラを始めるなどの話はよく耳にしてましたが、

この本を読んで、どうしてそうなるのか?がわかったような気がします。

 

こういう本を見るとますます会社で働くことの意味が僕の中ではなくなりますね。

 

 

ネットが発達した今では個人でも十分に稼げるし、

むしろ人々の好みが多様化した今は個人の方が1人1人にアプローチしやすいです。

 

昔は人を集める集客力さえあれば強かったですけど、

今では人を集めるだけではものは売れません。

 

 

ネットの発達はテレビを代表とするマスマーケティングを弱らせ、

個人の方が有利なニッチマーケティングの方がコスパ良くなりました。

 

 

そう考えると、個人でビジネスするという発想を若いうちから気づけて、

実際にできるようになったのは本当に良かったなと思いますね。

 

 

というわけで今回はこの辺で。

ありがとうございました。

 

動画ではもっと詳しく話してるのでよかったら見てください。

[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=b3bsYamwCrA”]

 

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2 件のコメント

  • こんにちはしょーへいさん。

    確かに今の日本は大量生産して販売をして儲ける時代は資産バブル時代で終わりましたね。

    私が子供の頃はみんながほぼ同じテレビ番組を観ていて観てなかったらおかしな顔をされた事もありました。

    今考えたら統制されているみたいで異常でしたね。

    私もシンガポールに興味がありますのでプライベートバンカーを読みたくなりました。

    また面白い情報をよろしくお願いします。

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