【損する結婚儲かる離婚】結婚することは借金の連帯保証人より恐ろしい?

どうも、しょーへいです。

 

先日藤沢数希さんの新作の本で「損する結婚儲かる結婚」という本が出たので、

早速ブログに書評やら感想を書いていきます。

 

 

 

婚姻届に判を押すのは、借金の連帯保証人なるより恐ろしい。

 

これは本の表紙の帯に書かれていたコピーなのですが、

正直それはちょっと大袈裟すぎるでしょ!とツッコミたくなるような言葉です。

 

でもこれを読んだあと思ったのは全く持って大袈裟でないということ。

あー自分はなんて無知だったんだとこの本で気づかされました。

 

 

もともと僕がこの本を買ったきっかけは結婚に興味があったからではないです。

むしろこれを読むまで結婚なんて1ミリも考えたことないただの学生。

 

じゃあなんで買ったのかというと藤沢数希さんのメルマガは毎週読んでいて面白いから

それなら本も面白いだろと軽い気持ちで買ってみたのがきっかけです。

 

メルマガの中でも結婚については何度も言及されていましたが、

僕はなんの興味もなかったのでいつもスルーしてました。

 

でも今この記事を書きながら今までスルーしてたのもったいなかったと思ってます。

こんな自分の一生に関わるような重大なことをなんでスルーしてたんだと。

 

今回はたまたま本が出版されて読んだからよかったものの、、、

そうじゃなかったら危なかったです。

 

と、前置きが長くなってしまいましたが早速内容について話していきます。

 

この本は結婚というものを金融商品にたとえて話します。

で、この本を通してずっと言われてるのは

「みんな知らないけど、男も女も金稼いでる人は結婚にめっちゃリスクあるよ」

ということ。

 

よく芸能ニュースで芸能人の結婚や離婚が取りざたされると思うんですけど、

特に離婚問題の時に慰謝料の金額がハンパない時ありません?

 

例えばこの本ではダルビッシュ有さんと紗栄子さんの例が出てるんですけど、

ちなみに当時報道された慰謝料の金額覚えてます?

慰謝料5億円+月々の養育費500万円

 

いやいやそんなにお金必要か?と問い詰めたくなる金額ですよね笑

もちろん推定ではあるのですが、こんな多額の金額で決着がついたと報道されたんです。

 

これを聞いて僕は紗栄子さんめっちゃ金取るじゃねぇか、女って容赦ないわ。

とか思ったんですけど、

実はこれってダルビッシュさんの稼ぎから考えると妥当な線なんですよね。

 

むしろこれでも良心的らしいです汗

本来ならもっと金額が跳ね上がってもおかしくないとは恐ろしいです。

 

じゃあ離婚する際に支払うべきお金ってどう決まるんだ?

ってことが知りたくなるし大事になって来ますよね。

 

細かい部分まで話すと長くなってしまうので、簡単に話します。

 

まず最初に知らなきゃいけないのが

メディアが言う「慰謝料」と弁護士の言う法的な「慰謝料」は違うということです。

 

 

基本的に慰謝料というのはどんなに金持ちでも払うのは

大体高くても100万とか200万くらいが相場に決まってます。

 

だからメディアが言う慰謝料というのは他の費用も実は含まれてるんです。

そしてそれらが所得の大きさにかなり左右されるし、

さっきの5億という値段が当たり前のように算出される理由です。

 

で、他に何があるのかというと大きく二つあってそれが

離婚成立までの婚姻費用(通称コンピ)と離婚時の財産分与です。

 

まず財産分与を理解するには共有財産を理解すれば1発でわかります。

共有財産とは結婚してから形成された財産のことです。

 

離婚時の財産分与ではこの共有財産を半分に分けます。

つまりは結婚前の資産は離婚時には関係ないけど、

結婚してから稼いだ分は半分になるよということです。

 

 

何でせっかく自分が頑張って稼いだのに金取られなきゃいけねぇんだよ!

と、思うかもしれませんが法律上は内助の功があってこその稼ぎだと解釈されます。

 

要は1人で稼いだんじゃなくて相手が支えてくれたから

仕事でうまくいって稼げたんだよねということです。

 

 

ちなみに例えば引退した後のスポーツ選手が稼いでない場合は、

どんなに資産を持ってようが結婚が引退後だったら財産分与もゼロになります。

 

 

で、続いて1番重要になってくるのが婚姻費用(コンピです。

 

これは簡単にいうと

夫婦の間で稼いでる方がそうでない方へと一定の金額を支払う義務です。

 

これは何のためかというと、

稼いでる方が相手に同等の生活を保証するためです。

 

ちなみにこの婚姻費用は、

人によっては離婚時に自分の全財産を上回る金額を払わされる場合があります。

 

婚姻費用の相場というのが本に書いてあるのですが、

それを少し引用させていただくと

年収1000万のサラリーマンで相手が専業主婦の子供なしだと月に14万〜16万。

年収1000万の自営業で相手が専業主婦の子供なしだと月に20万〜22万。

 

そしてこれらは離婚が成立するまでの間ずーっと払い続けなければなりません。

離婚裁判というのは長いし精神的に大変だとはよく聞くものです。

 

また婚姻費用をもらう側は裁判を長引かせたり、

離婚が成立しないように仕向けることもあり、

その戦いは想像するだけでもう壮絶です。

 

 

しかもこれ稼いでない方が浮気とかしても支払い義務がありますからね。

自分は何も悪いことしてないのに相手に婚姻費用を払い続ける。

 

大体2〜3年くらいはかかるのが普通なので

相手は最大限お金を搾り取るために浮気はしてない、証拠もってこいの1点張り。

 

 

だからこそ知らないと超危険なんです。

 

僕もその仕組みを聞いて驚いたし、

逆になんで離婚する時に多額の金額を金持ちに請求できるのか?少し理解できました。

 

確かに相手を恨んで、相手の全てを破壊したい衝動に駆られてるのも事実ですが、

婚姻費用を受け取る側にはあれほどの大金を請求できる権利があるのも事実なんです。

 

決してヤケになってるわけではなくて、

むしろ最後にもらえるお金はもらっとこうと合理的なんです。

 

とはいえとはいえ恐ろしすぎるでしょ。

 

 

それでダルビッシュ有さんと紗栄子さんの話に戻りますけど、

当時のダルビッシュ有さんの年収は10億以上はあったと言われてて、

婚姻費用は月に1400万は請求されてもおかしくないレベルなんです。

 

当時は紗栄子さんが月に1000万要求して問題になりましたが、

実はそれでも紗栄子さんは謙虚?な方だったんですね。

(月1000万でも謙虚とか頭おかしくなりそうですが汗)

 

他にもこの本ではあらゆる芸能人の離婚問題に触れていて

わかりやすく説明してくれます。

マジでこれ見ると芸能人のゴシップの見る目が変わりますね。

 

 

あと個人的に面白かったのはFacebookのCEOザッカーバーグの話ですね。

 

ザッカーバーグは結婚のタイミングを少しでも間違えてたら

アメリカと中国の外交問題にまで発展していたかもしれないんです。

 

ザッカーバーグはプリシラチャンという女性と

Facebook創業前から付き合っていて株式公開時までほとんど事実婚の状態でした。

 

 

これがどういうことを表すかというと仮に結婚しないでFacebookの株式公開後に

二人が仲違いして離婚するようなことが起これば

もしかするとザッカーバーグの持ち分の2兆円の半分の1兆円が

相手に持っていかれるというとてつもないリスクがあったんです。

 

 

もしこれが起きてしまったら市場は大混乱して、

法廷でも前代未聞の規模で行われる争いが起きてしまったでしょう。

 

しかしこの問題を株式公開してから直後に結婚することによって

財産分与の問題をカバーして何とか事を大きくせずに済んだというお話です。

 

 

男女の関係が国際問題に発展するとか

それほどまでに結婚については知らないととんでもない目にあわされる場合があるんです。

 

じゃあ何でこんな大事な情報が今まで多くの人の耳に届いてなかったのかというと

弁護士も建前上は公に今話したようなことはいえないんです。

 

本来弁護士は正義のためにという大義名分のもとに戦うわけで

相手から最大限お金を取るなんてことは口が裂けても本音ではいえないんです。

 

 

でも結婚ってほとんどの人が人生の中で関わってくるものだし、

知っておかないと本当に地獄を見ますね。

 

今回はわかりやすく本では説明されてたので、

一見とっつきにくい内容でも頭の中でちゃんと整理することができました。

 

 

他にも背表紙にはこんなことが書かれてました。

・離婚裁判は長いほど妻に都合がいい

・結婚は食うか食われるかのゼロサムゲーム

・スポーツ選手もボンボンも実は美味しくない

・いいところのお嬢さんと結婚するのは危険

・妻の浮気の子供でも夫は養育費を支払う

・貧乏男と結婚するメリットはゼロではなくマイナス

 

本を読み終わると全て言いたいことがわかりますね。

 

まだまだ他にも面白いケーススタディとともに

この本では結婚について語られてるので興味のある方は是非。

ではでは。

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