USJのマーケティング本を読んでみて、感想と印象的な言葉を残しておく

どうも、しょーへいです。

 

 

最近こんな本を読みました。

「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門」と言うものです。

 

感想を言うとマーケティングに関しては網羅的に語られてるし、

USJの事例と合わせて紹介されてるので読みやすかったです。

 

 

 

ただ実践的な内容かと言われると違うわけで。

 

マーケッターっていう職業が気になる学生とか、

単純にUSJが好きな人でどういう戦略をしてるのか知りたい人向けかなと思います。

 

あとは著者の森岡さんの仕事感にも触れられてるのでキャリアに迷ってる人にもですかね。

 

 

個人的にはこの本読んで、

もっと森岡さんの人生に焦点を当てた自伝的なものが読みたくなりました。

 

やっぱり戦略についての説明とかノウハウ的なものは正直興味ないですね。

僕はそこらへんについては新しく知るというよりは再確認すると言った感じなので。

 

 

あとは新しい本も出てたのでこっちの方が興味深いです。

 

 

 

森岡さんは1からUSJを再建した魅力的な人なので、

今後も定期的にチェックしていきたいですね!

 

 

なお印象に残ったところをメモに取ったので貼っておきます。

後ほどそのメモにコメント付け加えていきますね。

 

USJ成功の秘密

 

関東と関西の間には交通費3万円の川がある
映画の専門店から世界最高のエンターテイメントを集めたセレクトショップに転換

 

生涯来場回数を増やす=リピってもらう
日本のテーマパークは世界標準の約半分でチケットが安売りされてる
ディズニーがもともと安過ぎだから

 

売上を最大化させるためのプライシングは重要な仕事
値段を最終的に決めるのは市場であり消費者である
単価と個数を両方あげるのが一流のマーケッター

 

 

USJで変えたのは消費者視点に変えただけ
つくったものをうる会社から売れるものを作る会社

 

確かにプライシングはめっちゃ大事。

僕も結構気をつけてます。

 

プライシングというのは価格を決めるということなんですけど、

当然高すぎても安すぎてもいけない。

 

だから売り上げを最大化させるために最適な価格設定をしないといけないわけで。

 

 

しかも目先の売り上げを最大化するというよりは、

将来的なことも踏まえて考えないと本当の利益にはつながりません。

 

 

 

例えば顧客がサービスと値段が釣り合ってないと判断すれば、

お客さんはリピーターにはなってくれないからです。

 

 

せっかくお客さんに初めてきてもらっても、

なんだこれ、全然値段の割にはつまらねぇなと思われたら終わりです。

 

 

新規で顧客を獲得するよりもリピーターの方が当然獲得コストが低いので、

お客さんには「え!この値段でこんなに楽しめるの!』

って思わせないといけないんですよね。

 

 

それでまたきてもらう。

さらに評判が良ければ口コミでどんどん広がります。

 

広告よりも当たり前ですけど、

自分が信頼してる友人から聞いた話の方が説得力がありますからね。

 

 

この前USJ行ってきたけど、めっちゃ楽しかった!!って言われたら行きたくなりますもん笑

 

 

広告なんて大体誇張して宣伝してるから、

リアルで友達から聞いた話の方が宣伝効果は莫大なんです。

 

と、プライシングの話からだいぶ離れてしまった笑

 

 

まぁこのプライシングもビッグデータに基づいて決められてるわけで、

お客さんの予想とかもほぼ正確に行われてるみたいです。

 

今日は雨が降るから少ないとかゴールデンウィークだから多いとか

あらゆる要素から計算された結果、データを叩き出してるみたいです。

 

 

凄い時代ですね。

 

 

で、そのデータをもとに飲食店の適切な仕入数とかも判断したり

データが正確であることでコストカットも効率的にUSJはしてるそうです。

 

 

どのくらいお客さんが来るかわかれば、

仕入れたものも無駄になることはほとんどないですからね。

 

「作ったものを売る会社から売れるものを作る会社へ」

と、ありますがまさに顧客第一主義。

 

 

なおかつとにかくお客さんのことについて研究されてるなというのが

ビシバシ伝わってきましたね。

 

 

いいもの作ったら売れるのはあくまでも昔の話であって、

ネットが発達し情報源が多様化した今は人の好みも多様化しています。

 

だからとにかくお客さんが何を考えてるかを知る。

そして潜在的なニーズを探る。

 

当たり前のことですけど、これができないとビジネスはできないと改めて思います。

 

 

日本のほとんどの企業がマーケティングができない

液晶パネルの発明したからテレビをつくるのではない
消費者が使いやすいからiPhoneはタッチパネルを採用した

広告の目的は企業のブランド価値を向上させて売上を伸ばすこと

P&Gはサンプリングの技法、
家庭用洗剤を家の玄関において商品使用経験率を強制的にあげる

=体験価値で商品に愛着持たせる

 

日本は国内産業の育成のために政府の規制が大きかった
終身雇用により有能なマーケターを中途採用できなかった

 

ここは日本と外国の対比が具体的な事例を交えて紹介されてるので面白いです。

 

P&Gとかコカコーラの話は人に言いたくなりますよね。

具体例があるとイメージしやすいし。

 

 

正しいことを言うのは当然なんだけど、

正しいことだけを言っても校長先生の話みたいに退屈でつまらなく誰の心にも残りません。

 

脳は刺激を常に求めてるので、

イメージしやすい情報と新しい視点や情報が組み合わさると人は面白く感じます。

 

 

これを気をつけるだけでもトーク力は抜群に上がるし、

当然ライティングも向上しますね。

 

そうすれば人から好かれるし話の中心になることは間違いないわけで最高です。

 

 

また話がずれまくってしまったけど、

中身知りたい人は読んでいただければ。

 

マーケティングの本質とは

消費者の頭の中を制する

認知率を上げる
消費者は関心のあること以外すぐ忘れる
マーケティングの最大の仕事は消費者の頭の中に選ばれる必然を作ること
そのためにブランディングが必要

買う場所を制する

自社ブランドがどのぐらい店頭では扱われているか

商品の使用体験を制する

購入頻度を上げてリピートしてもらうため

 

消費者の頭の中に選ばれる必然を作るのがマーケティングの仕事。

という言葉は深すぎる。

 

僕以外にもビジネスに関する情報を発信してる人は大勢いるわけで、

その中で自分のファンになってもらうためにはどうすればいいか考えることと同じですね。

 

 

戦略を学ぼう

なぜ戦略が必要なのか
達成すべき目的があるから
資源は常に不足しているから

金、人、物、情報、時間、知的財産
最も大切なのは人

セレクトショップ戦略
コラボ一覧

ワンピース進撃の巨人エヴァンゲリオンモンスターハンターバイオハザード妖怪ウォッチ
集客力と顧客満足度を優先

 

美しい戦略は相手との差を利用する

 

昔のUSJはハリウッド映画じゃないといけない

みたいな謎の制約があったけど、今ではもうなんでもありの状態になってる。

 

 

最近はコナンとコラボして脱出ゲームなんかも企画されてる。

すげー面白そうだし、やっぱ行きたくなりますね。

 

これが企画力であって、顧客が何を喜ぶかちゃんと考えられてます。

 

 

ちゃんと知名度があって集客力があるコンテンツと満足度の高い企画を組み合わせる。

USJがやってることはずっとこれですね。

 

 

マーケティングフレームワーク

誰に何をどうやってを考える
人は商品が欲しいのではなく感情を欲している
ベネフィット(=将来どんないいことがあるか)を買う
商品はあくまで手段

フェラーリは成功者としての優越感(=ベネフィット)を提供する
東京ディズニーリゾートは幸福感(=ベネフィット)を提供スル

 

日本の女性はストレスが溜まりやすい社会環境に置かれているのに
安心してストレス発散できる環境に恵まれてない

思いっきり叫んでストレスを発散できるハロウィンが大ヒットした

 

商品を売るんじゃなくて、

世界観とか価値観とか考え方を売らないと人って魅力的には見えないんですよね。

 

 

ハロウィンもUSJ内をゾンビがウロウロしてお客さんに近づいてくるって言う

非日常を演出してるからこそ人はハロウィン行ってみたい!と興味が沸きまくるわけです。

 

これが逆にハロウィンだから仮装すると入場料割り引くよーだったら、

安かろうがあまりヒットしないはずです。

 

 

だって仮装してどうなんのよ?って言う魅力的な未来が提示されてませんからね。

 

 

仮装することが好きなんじゃなくて、

仮装してみんなとワイワイして知らない人と仲良くなるみたいな非日常の刺激を求めてるんです。

 

ディズニーもすでに非日常の世界観が完成されてるから大人気なんですよね。

 

 

マーケティングが日本を救う

日本は奇跡のような高信頼社会
お互いに分かち合いという価値観
日本が豊かであるということを証明してる

日本は現場の生産性がめちゃくちゃ高い
能力も規律のモラルもあるから

日本人は一体感があるものの情緒的意思決定をしてしまいがち
目的の達成よりも全体の調和が重視されてしまう
戦略段階ではなるべく情緒を排除する

合理的に準備してから精神的に戦う

 

戦力段階では感情を排除するなんて当然のこと。

 

こっちの方がなんとなくお客さんが喜んでくれそうとか

曖昧な感覚に依存してるともちろんろくなことはないです。

 

 

僕もビジネス始めた頃はなんとなくいいんじゃね?とか感覚に頼ってましたけど、

まぁ見事に失敗失敗失敗の大連続でした笑

 

で、一回最初にしっかり戦略を組んだらあとはやるだけなんで楽なんです。

言われたことをやるのは簡単ですからね。

 

なおかつ日本人は生産性が高いと言うことで1つのことに熱中できる才能があるわけです。

じゃああとは無駄なことをしないようにちゃんと戦略を前段階で組めばいいよねって話。

 

 

どうやってマーケターになれたのか

会社と結婚してはいけない

 

これは会社に依存してはいけないと言うことです。

僕は大学1年の時から漠然とこのようなことは思ってました。

 

いくら大学が慶應といえども自分の価値が社会から必要とされなければ、

どこにも就職先は残念ながらないわけで。

 

どう知れば自分の市場価値が上がるかは常に考えてました。

考えてはいたんですけどどうすればいいかわかりませんでした。

 

 

その時のことはこっちに詳しく書いてます。

逆算思考とネットビジネス

 

 

で、そのあとにビジネスと出会ってちゃんと自分で稼ぐ能力身につけて、

一生食いっぱぐれないようにしようと心に決めました。

 

 

僕はこのように決断して良かったです。

おかげさまで将来に不安がなくなりましたからね。

 

 

マーケターに向いてる人

グループや自分以外の人々に対する関心や情熱が強い
自分自身が起点になることで全体をいい方向に変えた経験している
幼少期から現在に至るまで多くの情報を自然体でたくさん吸収してきた人

役に立たないプライドは早く捨ててプロとしての本物のプライドに置き換える
最初は自分ができない劣等感は避けられない

 

個人的にマーケッターに限らずって感じも否めないですが、

リーダーシップと謙虚さがまとめると大事ですね。

 

 

キャリアはどうやって作るのか

好きな仕事でなければ成功すること難しい
続けられないから
会社ではなく職能を選ぶ

多くの人にとって弱点克服が難しいのは意識変化と行動変化のタイムラグに耐えられないから
(=気持ちは変わりたいと思っても、行動が追いつかないと言うこと)


自分の強み探しをするときに他人と比較してはいけない

好きな行動をどんどんと書き出してみる

 

気持ちで変わりたいと思っても、

自分はなかなか変わらなくてモヤモヤする経験はありますね。

 

 

人間の習慣は3週間毎日続けないと変わらないそうです。

例えば読書するにしても3日読んだだけじゃすぐもとの生活にもとどおり。

 

これって悲しいです。

またダラダラした昔の自分に舞い戻ってしまうわけで、虚無感マックスです。

 

 

だから毎日続けるためにまずは少しずつハードルを下げていくことが大事です。

 

 

僕は毎日1ページ読もうとノルマを決めたらさすがにうまくいきましたね。

あとノルマを達成するとだんだん調子に乗ってくんですよ。

 

今日は4ページも読めたぜー!!!ってね。

で、本って読み始めると大体面白いものは止まらなくなります。

 

 

だからそれで読書が好きになって、

今では1日1冊とか平気で読みますね笑

 

昔は本読むのなんか大嫌いだったのに、

今では本屋眺めるのがめちゃくちゃ楽しいですからね。

 

 

人なんてちょっと継続するだけでこんなにも変わるんかと驚きです。

 

 

 

と言うわけで色々話してきましたがこの辺で。

他にも色々レビューしてるので良かったらご覧ください。

ではでは。

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